先日、友人が5万円で買ってきたKawasaki 250TRを一緒に整備していました。
あんまり写真を撮れていないので簡単な説明しかできませんが。(笑)
まず、このバイク前のオーナーからロクに整備されていないようでした。
- チョークを引きっぱなしじゃないと始動後も走ることができない。
- チョーク引かずにアイドリングができてもスロットルを開けたとたんにエンジンが止まる。
とりあえずチョークを引きながらじゃないと走らないということで燃料がよっぽど薄いんだなと判断してキャブを見てみることにしました。
分解して、とりあえず詰まりがないか等を確認して綺麗にした後に戻してみました。
スロットルを開けると、「プスン。」
やはり止まってしまいました。
もう一度キャブを分解してパイロットジェット、パイロットスクリュー、メインジェット、ジェットニードルを確認しました。
光にあてながら、覗いてみると「なんだか通路が綺麗に通ってない気もする。」ということで番手は違いますが在庫のあった新品に交換して組みなおしてもう一度エンジンをかけてみます。
すると、とりあえずアクセルを開けても大丈夫になりました。
外で試走してみると加速にもたつきがあったりと設定があっていないことは分かりますが、とりあえず走ることは確認できました。
しかし、この試走で重大な問題に気が付きます。
「フロントブレーキが全く効かない。」
グリップにつくまで握りこんでもリアブレーキと同じかそれ以下しか減速しませんでした。
これは公道を走ってはいけないやつだとすぐに整備に入ります。
あまりエアが噛んでいる感じではなかったのですが、とりあえずエア抜き。
エアは出ず。
次にキャリパー外してキャリパーとパッドを確認してみます。
フロントシングル2POD片押しキャリパーは汚いがピストンも可動部も問題ありませんでした。
とりあえず綺麗にしておきます。
次に一番疑わしいブレーキパッド。
見た目は特に問題ありませんが、現状一番ブレーキ力がでない原因として可能性が高いので、すぐに新品のパッドを購入して組み込んでみます。
走ってみると、「ちゃんとブレーキが利く!」
逆に元々入っていたブレーキパッドみたいなクソ制動力パッドなんて市販品であるのか?と疑いたくなります。
まぁ、取りあえずブレーキ問題は解決です。
最後にマフラー。
かなり音量が大きく、近所迷惑なので何とかしようとします。
よく見るとスパトラのサイレンサーだったので皿の枚数減らせば解決です。
六角ボルトを外していきます。
とりあえず、皿は外せました。
が、ここで再び問題発生。
熱と錆で完全にカジっていた六角ボルトのほとんどが外すときに折れてしまいました。
これでは皿が取り付けられません。
そこでサイレンサーの内部から外して裏側から折れたボルトを外すことに。
固着しているインナーをマイナスドライバーでこじりながら取り外します。
なんとか外れて折れた六角ボルトの救出に成功。
そして、汚いグラスウールが出てきました。
グラスウールも交換したかったですが、今回はこのまま組み戻していきます。
今度はボルトが焼き付かないようにモリブデングリスを塗布して取り付けていきます。
まだまだやらなきゃいけないことは多いので、また友人の整備・カスタムを手伝っていきたいです。
自分のバイクと違って手がかかるからその分、整備が楽しくてちょっとボロいバイクを買いたい欲が出てきてしました。(笑)
これで、250TRの整備が一旦完了です。
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