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GPSラップタイマーQStarz LT-6000Sの不具合?

バイクをDuke690に乗り換えてからサーキットで使用しているQstarz LT-6000S(GNSS)で計測ができない(正確に計測されない)という不具合に悩まされていて解決したので原因と解決方法を書いていこうと思います。

 

 

まず、使用しているGPSラップタイマーについて紹介します。

基本的にはサーキットを一周何分何秒で走っているかを計測するためのものです。

こうしたラップタイマーには大きく分けて3種類あります。

 

一つ目はトランスポンダー。

サーキットの走行会等で使用したことがある人も多いと思います。

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レース等でも使用されるものです。

 

二つ目は磁気式ラップタイマー。

サーキットには各セクションごとに磁気式ラップタイマー用の磁石が埋め込まれています。

しかし、サーキットによってはこの磁石が埋め込まれていない場合もあるのでその場合は計測はできません。

また、磁気センサーを車体下部までもっていかなければいけないのでちょっと配線が面倒です。

ZIIXのラップタイマーが有名ですね。

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最後が私も使用しているGPSラップタイマー。

単純でGPSで位置情報を計測して周回時間を計測するものです。

基本的にはGPSは屋外であればどこでも計測可能で、サーキット情報があればどこのサーキットでも使用可能です。

今までどこのサーキットに行っても使用できなかったことはないです。

また、配線等は基本的には不要なのでポン付けで使用できます。

 

また、GPSラップタイマーのメリットはタイムだけではなく、走り方も見れることです。

どのコーナーが遅くてどこが速いか、タイムがいい時と悪い時の走り方の違いは何か等をデータで確認することができます。

 

これが筑波2000でのデータになりますが、走り方をデータで見ることができます。

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一番有名なのがQstarzのGPSラップタイマーになります。

 

こちらのラップタイマーはGPSに加えGNSSにも対応していることで使用できる衛星の数が多く精度が高くなっています。

実際にトランスポンダーとのタイムの誤差を見ると0.01秒台となっているので全く問題ありません。

 

ここからが本題ですが、バイクを乗り換えてから計測ができなくなりました。

何周回ってもタイムが計測されないのです。

実際に計測されたGPSデータを見るとすごいことになっていました。

 

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ぐちゃぐちゃで見る影もありません。

計測できていない時に、本体から受信しているGPS信号を見れるのですが、十分な数の衛星を受信していて理由は分からないままです。

 

GPSの故障かと思い、GPSログモードで車に乗せて走ってみました。

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 すると、綺麗に走行軌跡を示しているではないですか。

これでGPS故障の説はなくなりました。

 

そこで怪しいと思ったのはメーター周りの電磁波によるノイズです。

GPSは衛星からの微弱な電波で位置を計算するのでノイズの影響は受けやすいはずです。

そして、ラップタイマーはタイムを見るためにメーターのすぐ脇に搭載していました。

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そこで付属のアンテナを車体後方のリアカウル上に搭載してみました。

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 するとGPSは正確に位置を計測してくれて正確なラップタイムを計測できるようになりました!

 

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どうやら、ラップタイマーはメーター周りのノイズを受けて計測ができていなかったようです。

GPSラップタイマーはアンテナの位置に注意する必要ですね。

 

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