どうも、こんばんは。
今回は昨年の雨の筑波サーキットで転倒した際の事を書こうと思います。
まず、転倒のシーンはこちら(音量注意)
あれは去年の夏のことですが、筑波サーキットの走行会に参加した際に予報が雨になってしまいました。
前日にお世話になっているバイク屋さんと話していると、中古でいい状態のレインタイヤがあるからとそれを買って取り付けました。
レインタイヤはサーキット用のピレリのDiablo Rain です。
サーキット用のレインタイヤということもあって、かなりトレッドは柔らかく、溝がすごくたくさん掘ってあります。
まず、690Dukeのリアのタイヤ幅は160、レインタイヤは190で、「これはいるのか」ということで仮組み。
写真では問題なくハマっているように見えますが、実はチェーンとタイヤの隙間が結構ギリギリでチェーンカバーに関しては干渉していたので、そこは削り取ってなんとか190でも履ける事がわかりました。
そして、当日、予報通りの雨。
レインタイヤも他のハイグリップ同様に温度が上がらないと全くグリップしないそうで、走行前までタイヤウォーマーでしっかりと温めます。
しかも、初めだからとゆっくり走ってしまうとタイヤはまたすぐに冷えてしまいます。
ドライの時とは違くて、タイヤを温かいままでキープしなければいけず、最初から気合を入れて走る必要があります。
そしていざ走行開始。
はじめてのレインタイヤの感触は、
「なにこれ雨でもめっちゃグリップするじゃん!」
余裕で膝擦れました。
バックストレートではタイヤの剛性のせいか、そもそもタイヤバランスが取れていないのかは分かりませんが、ちょっとハンドルが震えました。
そんな感じで気持ちよく1、2周走れてくると、どんどんペースもアクセルの開け方も大きくなっていきます。
そうして近づく運命の時、、、
ダンロップを抜けてよしアクセルを開けるぞ!とアクセスを開けるっとあっという間にリアがいなくなりました。
滑り出しが速すぎて、スロットルを戻している暇なんてなく滑って転けてしまいました。
後続車に注意して待避。
初ドナドナとなりました笑
レインタイヤはバイクを転がす分にはよくグリップしてくれますが、荷重をラフにかけるとあっという間に破綻してしまいます。
これは公道での雨でも言えることですが、雨の時ほど丁寧なアクセルとブレーキ操作をしましょう笑