こんにちは。
今回は車検対応のためにKTM Duke 690 Rのヘッドライトの光軸調整部が壊れていたのでガレージで修理しました。
壊れていたのは前回の車検からだったのですが、前回の車検時はテスター屋で壊れていることに気づいて暫定でスペーサー等入れて車検を乗り切りました。
なので先日のハンドルロックの車検対応に続き、治していきます。
KTM 690 Duke R ハンドルロック加工 - のんびりバイク日和
今回は既に壊れていることが分かっていたのであらかじめヤフオクで他のヘッドライトを買っておきました。
そして新しく買ったヘッドライトを取り付け前に確認してみると、
あれ?光軸動いて無くね?
隙間から光軸調整部をのぞき込むと、同じ壊れ方をしていました。。。
返してくれ俺の5500円(泣)
このまま純正ヘッドライトを買っても高くつくので、修理してみることにしました。
(失敗してももう一つ予備がありますからね(笑))
ネットで調べると同じ症状で修理している人がいました。
690 DUKE 光軸調整部品破損(・∀・)キター by 愛知屋 - みんカラ
修理方法は簡単で、壊れて分離しているヘッドライトの動く側の部分とナット部をタイラップで固定するというものです。
私もこれに倣って治してみよう思います。
まず、破損個所を確認してみます。
本来であればヘッドライト反射面側の四角い穴の部分に爪で固定されているはずの黒い樹脂パーツが爪の破損によって外れて分離してしまっています。
この状態ではいくら光軸調整を回してもネジと樹脂パーツが一緒に回るだけで光軸は一生変わりません。
原因と場所が分かったところで真横に作業用の穴を開けます。
リューターで穴を開けたのですが、なかなか汚くなってしまいました。
そして樹脂パーツ部が見えたら反射板側の隅に穴を開けます。
この穴を使って黒い樹脂パーツを括り付けます。
参考にしたブログ記事ではタイラップを使用していましたが、穴も大きくできず狭いのでワイヤリングで固定します。
これで光軸調整できるようになりました。
中に削りカス等が落ちてしまったのでコンプレッサーのエアでカスを吹き飛ばして綺麗にします。
最後に湿気等入らないように切開した場所をテープで塞げば修理完了です。
今回も光軸調整部の動きが分かりやすいように動画にしてみました。
最後に組み戻してからガレージ内で光軸調整して完了です。
フラットな地面と壁があるガレージ内では簡単に光軸調整できてとても良いです。
そんなんで今回の作業は終了です。