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F700GSのサイドパニアの歪んだステーへの取付

こんにちは。

 

今回はF700GS乗りの友人が5万でサイドパニアを買ってきたのですが、ステーが歪んでしまっていたので、頑張って取り付けてみました。

 

 

 

今回取り付けるサイドパニアはこちら。

 

真ん中の部分をマフラー上のフレーム?ステー?に引っ掛けて、リアシート部のステーに取り付け用の突起をつけてそこでロックするような構造です。

 

 

ここまで聞けばただのポン付け部品だろと思いましたが、問題が2つありました。

  • 上部側に付ける固定用のパーツがそもそも無い(買っていない)。
  • 上部取付ステー(フレーム)が歪んでいて位置が大きくずれている。

そして時間は夜の22時過ぎ。ありものの材料で何とかすることにしました。

 

まずは、上部の固定部品になりそうなものを探してみます。

すると、ちょうどいいサイズのボルトがありました。

サイドパニアの固定部に合わせてみるとボルトのつばがちょうどロック機構のサイズに合いました。

しかし、ボルト高さがちょっと高すぎたので切断します。

 

 

バンドソーは静かなので夜でも安心して使えて便利です。

Bosch Professional(ボッシュ)バンドソー+バンドソーベースセット GCB120B

 

テキトーな長さに切って今度は歪んだステーのためにオフセットできるように鉄の板に溶接していきます。

 

 

溶接がモリモリで汚いのはそれとして、こういう荒業ができるアストロの半自動溶接機は100Vでも便利ですね。

【アストロプロダクツ】AP 半自動溶接機 SAW-90A

 

あとはサイドパニアを当てながらオフセット取付用の穴の位置決めをしてドリルで穴を開けます。

 

 

ホントは角を取って溶接部綺麗にして錆止めに塗装した方がいいですが、深夜で早く帰りたかったのでやっつけ仕事です。

 

そして運命のサイドパニア取付。

付くように合わせていたつもりではありますが。。。

 

問題なく取り付けられました。

 

 

最後にゆるみだけしっかり確認できるようにマーキングして作業終了です。

その後、数百㎞のツーリングも行きましたが、問題なく使えましたのでとりあえず問題ないでしょう。

 

これにてサイドパニア取付終了です。